メンタルヘルス1次予防としての効果についての調査を実施
平成28年8月16日、会員医師10万を対象にメンタルヘルス領域におけるストレスチェック制度に関して、アンケート調査を実施したとメドピア株式会社が発表した。
なお、メドピア株式会社は10万人以上もの医師を抱える専用コミュニティサイト、MedPeer(メドピア)の運営会社である。また今回行われた調査は、当該サイト内におけるポスティング調査コーナーでの、質問項目の提示によるものであり同年8月3日から8月9日まで行われた。
1次予防という観点においては効果が無いと6割が回答
現在日本社会は、ストレス社会ともいわれている事からも推測できるように、ストレスをその要因の1つとする何らかの精神的疾患を抱える者が増加しており、これを理由として社会的対策が切望されているのだ。
こうした状況を踏まえ政府は、ストレスチェックの実施を各企業へ義務づける事で、メンタルヘルス領域に関するリスクの軽減ひいては、関連疾患の予防及び早期発見を図ったのである。
そしてこれらを受けメドピア株式会社は、運営サイト内において当該制度の1次予防における、その効果についてアンケート調査を行ったのだ。ちなみに1次予防とは、何らかの疾患に罹る前段階においた予防及び健康の増進をさす。
そのアンケートの結果、6割のもの医師が効果は無いと答えたのだ。
ストレスチェックの実施が無意味というわけでは無い点に注意
だが、この結果はストレスチェック自体を否定するものでは無い。
実際、外部リンクにあるようにあくまでも疾患発症前での予防としては、直接的には結びつきにくいというだけであり、軽度での疾患発見に代表される2次予防や職場環境のチェック等には繋がり得る事が、医師らのコメントから明らかである。
よって、この結果は悲観すべきものでは無く当該チェックにより得られた結果を、確実に現場へバックアップし有効活用する事で、メンタルヘルス対策の重要性についての啓蒙や2次予防へと繋げる事が可能だ。
(画像はプレスリリースより)

-MedPeer会員医師へのアンケート調査-「ストレスチェック制度はメンタルヘルスの⼀次予防に効果があるか?」医師の6割以上が「効果はない」と回答
https://medpeer.co.jp/press/2016/08/Posting_20160816.pdf