日本労働調査組合が調査
日本労働調査組合は、全国の20歳以上で会社員の男女528名に対し「仕事の退職動機に関するアンケート調査」を行い、4月5日に結果を発表した。
調査の結果、仕事を辞めたい、または転職を検討しているという会社員は35.8%であった。
コロナを理由に挙げる人も
仕事を辞めたいと考えている理由について聞いたところ、同率第1位は「職場の人間関係」と「評価・待遇に不満」(ともに38.6%)だった。
以下、「仕事の進行が非合理的」(26.5%)、「他にやりたいことがある」(24.3%)、「仕事の量が多い」(22.2%)、「コロナ対策・環境不安」(20.1%)と続く。なお最も回答が少なかった回答は「職場外の人間関係」(6.9%)だった。
「職場の人間関係」と答えた人からは、「上司は効率よく仕事をやれと言うばかりで助けてくれない」、「自分の担当業務が終わっても時間外にヘルプをやらされる」などのエピソードが寄せられた。
また第6位には「コロナ対策・環境不安」がランクインしており、こちらには「コロナ禍により業績が悪化し、給与が大幅削減された」、「会社のコロナによる意識の欠如」などといった声が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)

日本労働調査組合 プレスリリース
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