対話を通して交流
7月19日(月)、学校法人瓜生山学園 京都芸術大学附属高等学校(以下、京芸大附高校)は、今年度より独自プログラムとして、芸術教育の手法を取り入れた対話型授業「総合」をスタートしたことを発表した。
京芸大附高校は日本で唯一の芸術大学附属の通信制高校であり、芸術教育の手法を取り入れた体験・授業・環境が特徴の高等学校である。
コミュニケーション力や人間関係の構築への不安を解消することが、対話型授業「総合」の目的だ。
ワークに取り組む授業
自己表現・他者理解・豊かなコミュニケーションの考え方が芸術の根本にあるとの考えから、京芸大附高校は芸術教育の手法を取り入れた授業を展開している。
対話や協働作業を中心とした20種類ほどのワークに取り組むことで、社会で必要な 「協働力」と「発想力」を育てるというのが対話型授業「総合」の主な内容だ。
教員が生徒の状況を見ながら、ワークの難易度をステップアップしていく仕組みを採用している。
「情報ツムツム」というワークでは、4~5人のチームに分かれたうえで、ブロックを指定された形に組み立てる課題に取り組み、コミュニケーションの活性化を図っている。
京芸大附高校の教育方法である「瓜生山メソッド」に沿って、「意見が言える」コミュニケーション力だけでなく「合意形成」するコラボレーション力を身に付けることが「総合」の最終的な目標だ。
(画像はプレスリリースより)

京都芸術大学附属高等学校が取り組む対話型授業「総合」で協働力と発想力を育む
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000026069.html