ミルクの甘味
Petit Gateau PouPonは7月1日、2021年8月に新作「ミルキーボーロ」を販売開始することを発表した。
同店は2020年10月に開業したボーロと焼き菓子の専門店。「人生で初めて食べるお菓子」をテーマに、さまざまな商品を販売している。
8月に発売予定の新作「ミルキーボーロ」は、動物性生クリームと練乳を使用した商品で、ボーロ特有のほろりとしたくちどけを残しつつ、ミルクの甘味を引き出した一品。
8月の発売に向けて現在最終調整中であり、「ミルキーボーロ」の商品名は仮名称のため、変更となる可能性もあるとのこと。
うつ病をきっかけに
Petit Gateau PouPonの代表である上村諒太氏は、26歳のときにうつ病を患った。
そのため会社を辞め、闘病生活をしながら少しずつバイトなどをするなかでPetit Gateau PouPonを開業。赤ちゃんからお年寄りまでさまざまな人に食べてもらいたいという思いと新しいものを作りたいという思いから、メイン商品をボーロに決めた。
パティシエの経験を活かし作ったボーロは通常より柔らかく、ゆっくりと溶けていく食感で子供達に人気が高い。また、甘いものが得意ではない人に向け、チーズのパイやごまのパイも取り扱っている。
同店は誰でも食べられるお菓子でアレルギーの子や精神疾患のある人のいやしになりたいという思いを持っており、また、将来的に法人化した際はうつ病の人といった同じ境遇の人と働ける職場にすることを目指したいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

Petit Gateau PouPonプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/263034