漫画『うつ病九段』刊行
株式会社文藝春秋は4月16日、漫画『うつ病九段』(原作・先崎学、漫画・河井克夫)を単行本と電子書籍で4月24日(金)に同時刊行する。刊行に先立ち、「無料試し読み版」を4月17日(金)より電子書店にて配信開始すると発表した。
先崎学九段の闘病エッセイ
漫画『うつ病九段』は、うつ病により1年間休場を余儀なくされた人気プロ棋士先崎学九段の闘病エッセイを、漫画家・河井克夫が漫画化したものである。
先崎九段は、2017年7月47歳の誕生日の翌日うつに襲われた。頭が重く、対局に集中できず、何度も電車に飛び込む自分の姿が脳裏をよぎる。そして、精神科医の兄によるアドバイスで、精神科病棟へ入院する。
ドン底状態から自分と将棋を取り戻し、2018年6月現役復帰を果たすまでの軌跡を、ユーモラスかつ繊細なタッチで漫画化。うつヌケのための実用的なヒント、「うつ病にとって散歩は薬」、「規則正しい日課で生活ズムを取り戻す」なども盛られている。
「文春オンライン」で連載されると、累計564万PVを記録し大きな反響を呼んだ。
同書の刊行に先立ち、4月20日コミック総合サイト「pixivコミック」で公開開始。また、4月24日マンガアプリ「LINEマンガ」にて配信開始するとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社文藝春秋のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/210454うつ病九段の無料試し読み版サイト
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692087200000000000V