コロナ禍の精神科の現状
ゆうメンタルクリニック・医療ニュースメディア事業部は5月14日、『マンガで分かる心療内科』で知られる精神科医・ゆうきゆう氏監修の記事を、同メディアHP上に掲載した。
生活苦からうつに
記事によると、コロナ禍で大阪繁華街にある精神科は初診がパンク状態であるという。
なぜ精神科の初診がパンク状態になってしまうのか。原因はコロナ感染そのものよりも、社会的影響にある。つまりコロナ感染防止のために飲食店などが営業自粛すると、そこで働く人が失業状態になる。彼らは生活できない苦しみからうつ病となり、精神科を受診する。
患者は生活苦にあるため、お金が無くなり継続して通院することが困難になるケースもある。まさに負のスパイラルである。ゆうきゆう氏は、こうした患者を助けるような制度を紹介したり、カウンセリングをしたりしている。
アルコール依存症も増加
コロナ禍でアルコール依存症の患者も増えている。やはり生活苦から「飲まなければやってられない」という精神状態に陥ってしまうものと見られる。
視野を広げて生きる
記事の最後で、ゆうきゆう氏は患者や読者に向けて、「もうダメだと思い込まずに、いつかは好転すると信じて、なるべく視野を広げて生きよう」と述べている。
(画像はプレスリリースより)

ゆうメンタルクリニック プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/242814繁華街にある精神科医は初診がパンク状態!? 【精神科医に聞く】コロナ禍における精神科業界の現状
https://yokohama.yucl.net/seisinkagyougai/