うつ病や心の不調を抱える親子のための「おやこ宅食」

認定NPO法人フローレンスは、うつ病や統合失調症など心の不調を抱えている親と子のための「おやこ宅食」の申し込みを6月29日からスタートすると発表した。

精神疾患を抱える親のいる家庭のためのサービスで2か月に1度（全3回）食品や日用品が届く。今回申し込みをすると2020年7月中旬から配達開始になる。

東京23区内に住んでいる家庭が対象となっており、募集は100世帯。申し込み多数の場合は抽選。

フローレンスがこれまでさまざまな世帯を支援してきたところ、心の不調を抱えている親の生活状況が厳しくなるリスクが高いということが見えてきたという。

心に不調を抱えていると助けて欲しい思いを発することが難しく、周りからのサポートを得られにくい状況になりやすい。なので、困難な状況になってしまう前に支援する必要がある。

「おやこ宅食」は食品配達をきっかけに、必要な支援へ繋げたり情報提供をしたりなどのサポートを目指しているという。

「おやこ宅食」は、満18歳に達するまでの子どもを育てていて精神的疾患を持っている親が対象。申し込みの際に、通院している病院名の記入、もしくは精神障害の診断書・精神障害者保健福祉手帳など証明できるものの添付が必要。料金は、財団からの助成で運営されているので一切かからない。

（画像はプレスリリースより）




おやこ宅食　申し込みサイト
https://oyako-takushoku.florence.or.jp/