希薄になった人間関係を見直すコレクティブハウス誕生

株式会社八清は8月20日、新築コレクティブハウス「coco camo」（ココカモ）の賃貸入居者を募集中であること、またスマホやパソコンを使って内覧体験できるオンライン見学会を開催することを発表した。

同社は京町家の再生販売などを手掛ける不動産会社であり、これまでワンルームマンションの空室対策としてリノベーションしたコレクティブハウスを3棟手掛けている。

今回入居者を募集している「coco camo」は4例目となり、同社でも初めての試みとなる新築のコレクティブハウス。

コレクティブハウスとは北欧発祥の住まいを指し、独立した専用の住居とみんなで使う共用スペースを持っている。

「coco camo」には共用のリビングとテラス、そして居室が5部屋あり、自分や家族の生活は自立しながらも、広く豊かな人間関係の中で暮らすことが可能。昨今すすんでいる家族の多様化ニーズに対応した建物となっている。

株式会社八清は10年以上、京都町家のリノベーションを手掛けており、災害時や防犯面、見守りによる子育てなどさまざまな面において地域コミュニティの活性化が重要であるとしている。

現代は核家族化がすすみ人間関係が希薄になっているという点からも、同社はあたたかみのある人間関係や京都の伝統的なご近所づきあいの見直しが必要であると考え、コレクティブハウスにてご近所づきあいを提案。

昔からある路地のご近所づきあい文化のように、コレクティブハウスによる心地いい暮らしのかたちを発信していくとのこと。

（画像はプレスリリースより）




株式会社八清プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000040189.html