ココロの体力測定
一般社団法人ストレスオフ・アライアンスは合同会社エンディアンと共同で、全国10万人を対象に「ココロの体力測定」を実施し、8月25日に「ストレスオフ県ランキング2020」を発表した。
調査の結果、男性第1位は青森県、女性第1位は鳥取県となっている。青森男性と鳥取女性は全国平均と比較して、高ストレス者の割合が少なく、低ストレス者の割合が多かった。
コロナへの不安が少ない
新型コロナウィルスへの不安度を調べたところ、首都圏では「不安がほとんどいつも」と回答した男性は10.5%、女性は15.6%に対し、青森男性は6.2%、鳥取女性は7.5%だった。
特に鳥取女性は首都圏女性の半分以下になっており、特殊な社会状況下の中でも精神的な安定を保っていることがわかる。
新型コロナウィルスによる自粛生活の中で生活への不満度を調べた。すると青森男性は「自粛期間後の勤務形態」、「自粛期間後の勤務時間」、「職場や自宅の協力体制」への不満が少ない傾向にあった。青森男性は仕事に関するストレスが少ないのである。
一方、鳥取女性は「現在の健康状態」、「プライベートの満足度」、「人のつながり方(リアルな人間関係)」への不満が少ない。鳥取女性は、自粛生活下でも体調がよく私生活が充実していたようである。
温泉でリラックス
青森男性・鳥取女性の積極的なリラックス方法を調査したところ、両者に共通する積極的なリラックス方法は「温泉」だった。
また青森男性は「BBQ」や「ドライブ」などの気晴らしや、「ガーデニング」や「日曜大工・DIY」などのおうち時間を楽しむ方法を採っていることがわかった。
一方、コミュニケーション上手な鳥取女性は「同性の友人と食事」がよきリラックス方法となっている。また土地柄なのか、「コーヒー」が積極的なリラックス方法になっているのも興味深い。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人ストレスオフ・アライアンス プレスリリース
https://mediplus-lab.jp/contents/detail/9036/