オンラインにて対応
一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーションは9月25日、自宅にいながら専門家と話ができるオンライン相談を実施していることを発表した。
これは2020年8月から実施している取り組みで、朝6時から夜10時までという幅広い相談時間対応で2021年3月まで無料で行っている。
妊産婦、乳児の母親とその家族が対象であり、相談には助産師などの専門家はもちろん、理学療法士や産後うつを予防するための先輩パパなど、多彩な分野のアドバイザーが対応する。
母親や父親のちょっとした相談に1対1で応えてくれるので、不安な時や誰に頼ったらいいのかわからない時、とにかく誰かと話したい時などに気軽に利用できるのが特徴的である。
親にやさしい育児
一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーションは出産の高齢化に伴う心身の負担の高さ、支援者の不在、さらにコロナ禍で孤立に追い打ちをかけられている妊産婦や乳幼児を育てる家族の支えになりたいとサービスを開始した。
同法人では子どもが元気に育つためにはまず親が元気であることが重要と考え、親にやさしい育児こそが子どもにとって最適な育児であるとしている。
しかし産後ケア専門家のサポートは訪問形式が主流であり、必要とする全ての母親に行き渡っていないのが現状であることからオンラインで対応。親の「今、聞きたい」というニーズに応えることを可能にした。
同サービスは2021年3月までは無料で利用可能だが、4月以降は全国の行政、企業、産婦人科など契約を結んだ組織に属する人が無料で利用できる仕組みに切り替える予定。
同法人では孤立しがちな人こそ、手軽に気軽にオンラインを活用することが当たり前の社会になるようサービスの認知度とユーザビリティの向上に努めていきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーションプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000066145.html