安全な不眠対策
ラーゴム・ジャパン株式会社は10月22日、同社が輸入総代理店を務めているスウェーデンのアビリア社製チェーンブランケットがうつなどがある人の不眠症に効果があることを発表した。
これはスウェーデンのカロリンスカ医科大学附属病院の研究グループが発見した研究結果をもとにした発表。重り付きのチェーンブランケットが重度のうつや双極性障害などがある人の不眠に対して効果があり、併せて日中の症状や活動レベルも安全に改善することが2020年9月15日発行の医学誌に掲載された。
適度な重みが効果的
精神疾患のある人は、その多くが不眠症を患っている。具体的には双極性障害で70パーセント、うつや不安を抱える成人の60パーセントに不眠症の症状があらわれている。
しかし、現在の不眠症は薬物と認知行動療法が主となり、患者のうち約40パーセントには十分な効果が出ていないのが現状である。
だが研究ではラーゴム・ジャパン株式会社が取り扱っている重いチェーン入りブランケットを使用することで重度のうつなどがある18歳から77歳までの男女120人のうち、78パーセントの不眠が改善した。
同社ではブランケットをレンタルにて2週間試してから購入することも可能としており、現在、全国の精神科病院や療育センター、放課後等デイ、学校の特別支援教育、歯科治療などで導入が進んでいるとしている。
(画像はプレスリリースより)

ラーゴム・ジャパン株式会社プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000068291.html