子育てを孤育てにしない
タケロボ株式会社は11月20日、同社が開発・提供しているAIロボット「ロボコット」が子育て支援プロジェクトに導入されたことを発表した。
プロジェクトは京都大学学術情報メディアセンター小山田研究室およびNPO法人ほっこりーのが推進している子育て支援プロジェクト。脱・孤育てを掲げ、子育て中のママが心配事をAIに相談して回答を得ることや、リモートテレビ通話を用いて遠隔スタッフが相談に応じるといったサービスの実現を目指している。
同社が提供するロボコットは、AIを用いたコミュニケーションの提供やリモート会議システム連携といったICTシステムの搭載機能が備わっている。そのため、簡単な登録と学習を行えばロボコットとは高度なAI対話が構築できるので、多忙なママでも簡単に取り扱うことが可能である。
産後うつにさせないために
NPO法人ほっこりーのでは、「安心できるコミュニティ」作りを目的に子育てサロンの運営を行っている。
そこではママの産後うつにつながる子育ての悩みを受け止め、適切な支援につなげられるように京都大学と協力してチャットボットの実証実験に取り組んでおり、今回のプロジェクトはその発展形となる。
タケロボ株式会社のAIロボット「ロボコット」を導入することで、子育てママ、自治体、商業施設の3者に役立つAIサービスを提供できるとしており、特に子育て中のママにとってはいつでも気楽に子育てに関する悩みを相談でき、かつ手軽に解決策を得られるというメリットが産後うつを予防するうえでの大きい効果を期待されている。
(画像はプレスリリースより)

タケロボ株式会社プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/236003