アルバイト採用活動の調査
株式会社マイナビは、「アルバイト採用活動に関する企業調査」を行い、2月12日に結果を発表した。
調査の対象は、直近1年以内にアルバイト採用に携わった20~69歳の会社員。14業種、1,323社から回答を得た。
人材不足、浮き彫りに
調査の結果、68.7%の企業がアルバイト社員について「不足している」と答えた。業種別では、「警備・交通誘導」(84.8%)、「清掃」(83.0%)の人材不足感が強いという結果になった。
次に採用コストについて、27.8%の企業が「上がった」と回答している。こちらも「警備・交通誘導」(45.2%)、「清掃」(43.1%)が特に高い。採用コストをかけても十分な人材の確保ができていないことがわかる。
「シフトの融通」も重要
アルバイト社員が長期勤務できる理由として考えられるものを聞いた。
すると「シフトの融通が利くから」(45.0%)と「人間関係が良いから」(44.6%)が突出して高いという結果になった。なお「時給が高いから」(30.5%)は第3位にランクインしている。
アルバイト社員に長期勤務してもらうには、シフトや時給といった就業条件のみならず、人間関係という職場環境も見直す必要がありそうだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社マイナビ プレスリリース
https://www.mynavi.jp/news/2019/02/post_19084.html