新入社員意識調査
一般社団法人日本能率協会は、『2019年度 新入社員意識調査』を行い、4月15日に結果を発表した。
5月より令和を迎えることになるが、世の中が良くなる期待を持てるかどうかを新入社員に聞いた。すると最も多かったのは「どちらともいえない」(39.6%)、次点は「期待できる」(30.7%)だった。
仕事での失敗やミスも不安
仕事をしていく上での不安について聞いた。すると全体の同率1位は「仕事での失敗やミス」「上司・同僚など職場の人とうまくやってきてるか」(ともに43.0%)だった。
また男女別に見ると特に差が出た項目として、「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」(男性:37.7%、女性:54.0%)、「仕事に対する現在の自分の能力・スキル」(男性:24.6%、女性:41.1%)がある。
女性は男性に比べて、自身の能力や職場での人間関係に不安を抱いていることがわかる。
パワハラで転職を考える
転職を考えるシチュエーションについて聞いた。すると最多の回答は「パワハラやセクハラにあった時」で、「強く思う」が42.2%、「そう思う」が34.6%だった。「強く思う」と「そう思う」を合計すると8割近くに達する。
なお次点は「職場の人間関係が悪い時」で、「強く思う」が36.5%、「そう思う」が37.0%だった。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人日本能率協会 プレスリリース
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