2018年度うつ・うつヌケ関連コミックランキングを発表
ハイブリッド型総合書店「honto」は5月17日、例年うつが増加するGW明けに、hontoサービス実施店、hontoサイトで購入された書籍(含む電子書籍)の販売データから集計した「うつ・うつヌケ関連コミックランキング(集計期間2018年4月1日~2019年3月31日)」を発表した。
hontoは、大日本印刷株式会社(DNP)が株式会社丸善ジュンク堂書店、株式会社文教堂、株式会社トゥ・ディファクトと共同運営し、ネット書店と対面販売するリアル書店の丸善、ジュンク堂書店、文教堂、啓林堂書店を連携させたハイブリッド型総合書店である。
honto会員は2019年5月時点で約510万人、約180店舗でhontoポイントサービスを提供している。
ランキング1位は「ツレがうつになりまして。」シリーズ
今年のGWは例年にない10連休となり、連休明けの「うつ」が心配されている。そこで、honto広報担当は、「うつ・うつヌケ」関連書のランキングを紹介し、その解説を行っている。
ランキング1位は、幻冬舎の細川貂々著、「ツレがうつになりまして。」シリーズの3作品で、2011年映画化されている。この作品がきっかけで、「うつ」の実態を知った日本人が増えたのではないかという。
2位の「健康で文化的な最低限度の生活4」は、小学館のビッグコミックスに連載された柏木ハルコ著によるコミックで、「うつ」が登場している。
コミック中の体験談は現代人の誰もが「うつ」に陥る可能性を示唆しており、著者たちの「うつ」で悩む人を救いたい想いが感じられるという。
3位の「うつヌケ~うつトンネルを抜けた人たち~」は、福音館書店の田中圭一著によるうつ病から脱出に成功した人たちへのインタビュー漫画で、30万部以上の大ヒット作だ。
著者の体験がベースとなっているため、多くの人が「うつ」を理解する導入本になっているという。
(画像はプレスリリースより)

hontoPR事務局のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000009424.html