危険なデスクワーク症候群
コクヨ株式会社は5月27日、新発想ワークステーション「UPTIS(アプティス)」の販売開始およびオフィスワーカーの健康的な姿勢に着目した新たな提案展開を発表した。
「UPTIS(アプティス)」は人間工学と実態調査から導き出した天板の角度が調整できる新発想のワークステーション。デスク天板の傾斜角度を水平含めて8段階に調整ができるので、その人その人の身体にあわせて負荷の少ない姿勢に導くことが可能である。
コクヨ株式会社は「UPTIS(アプティス)」と既に発売開始している人の身体の微妙な動きに合わせて座面が360度自由自在に動くオフィスチェアー「ing(イング)」を「パフォーマンス家具」と位置づけ、長時間のデスクワークによって導かれるデスクワーク症候群にかかることなく、オフィスワーカーがより健やかにイキイキと働いていけるデスクワークを提案していくとのこと。
「うつむき」人口の増加
PCやスマートフォンの普及に伴い「頭を前に出した姿勢」や「うつむき姿勢」をとる人が急増している。
また、PCはデスクトップ型よりもノートパソコンやタブレットを導入する人が少なくなく、モニターが低い位置にあることからよりうつむき姿勢になる傾向が高い。
この「うつむき」は「鬱むき」とも言われており、うつむくことで頸椎関節が挟まって次第に神経を圧迫するようになり、頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気、冷え、イライラ、落ち込み、不眠などの不調症状に陥り、うつ病になってしまう人も少なくない。
コクヨ株式会社は長時間のデスクワークに携わるオフィスワーカーの腰から上を「ing」、首から上を「UPTIS」でサポートし、「忙しい日々の中で、無理なく健康になれるオフィス」を目指す手伝いをしていきたいと意欲的である。
(画像はプレスリリースより)

コクヨ株式会社プレスリリース
https://prtimes.jp/000000016.000041068.html