口内悪玉菌退治に
かねろく製薬株式会社は6月20日、自社で販売している乳酸菌サプリメント「マウスケア ベルムア」内の成分「EF-2001」(学術名称:Enterococcus Faecalis EF-2001)が、口内悪玉菌のひとつであるカンジダ菌の増殖を抑える働きを持つことを発表した。
これは鶴見大学歯学部病理学講座(斎藤一郎教授)などとの産学連携プロジェクトにより明らかになったもので、近く国際的学術誌「Beneficial Microbes」に掲載を予定している。
口腔カンジダ症は口腔内に生息するカンジダ菌が過剰増殖することにより引き起こされる症状で、口内炎と間違われやすい。この症状が悪化すると誤嚼性肺炎や口腔がんにつながる危険性もあり、今回の研究成果は口腔カンジダ症の治療法・予防法の新たな道につながると期待されているとのこと。
口内が弱ることでうつに
かねろく製薬株式会社が販売している「マウスケア ベルムア」は、1包(0.8グラム)に7500億個相当のEF-2001が含まれている。
乳酸菌は昨今、胃腸の調子を整えるだけでなく身体の免疫力を強く高め、健康にも有効な働きを持つことが明らかになっており、中でもEF-2001は1包でヨーグルト750個分にも相当する乳酸菌を摂取することが可能。
また、今回の研究成果により、口腔内の菌増殖を抑え口内の衛生状態を良くすることにもつながることが判明。口腔機能の低下は口腔カンジダ症のほかにも、様々な慢性疾患や疲労感、うつ状態といった心身の衰えを引き起こす。
同社ではうつや身体疾患に対して正しい生活習慣で対処することに加え、乳酸菌サプリ「マウスケア ベルムア」を日常的に摂取することも有効な手段であると意欲的である。
(画像はプレスリリースより)

かねろく製薬株式会社プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000046001.html