41%が副業を希望
エン・ジャパン株式会社は8月22日、副業についてのアンケートを実施したこと、またその結果を発表した。
同社は日本最大級の総合転職支援サービス「エン転職」を運営しており、アンケートは「エン転職」上で実施。ユーザー10,207名から回答を得た。
副業とは本業以外に収入を得る手段・仕事のすべてを指しており、政府からは働き方改革の一環として企業側の容認が推進されている。
そのような社会背景のもと、回答者の41%が副業を希望。特に、現在の仕事に対する満足度が高い人ほど、副業希望率も高い傾向であった。
反面、企業の副業容認度は23%に留まり、政府の思いに対して企業側の環境整備が追いついておらず、浸透していない面が浮き彫りとなった。
よかったことは人間関係
エン・ジャパン株式会社が実施したアンケートでは、回答者の32%に副業の経験があった。
副業を行ってよかったことは、まず本業の収入以外に収入を得られた点が挙げられ、それに続く回答が「人間関係が広がった」という点であった。
本業のみを行う日々であれば出会うことの無かったであろう人間関係・人脈が形成され、そこから本業の顧客獲得へつながった人も少なくなく、満足をしている回答者が多かったのが特徴的である。
このことから、より多様な人と触れ合う機会が増えることは、得られるものが多いという点が副業の利点になると判明した。
(画像はプレスリリースより)

エン・ジャパン株式会社ニュースリリース
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/18965.html