英語における「スモールトーク」とは
株式会社ビジネス・ブレークスルーは8月16日、英語でのスモールトークに関するアンケート調査を実施したこと、またその結果を発表した。
スモールトークとはいわゆる雑談・世間話のことを指し、ビジネスの場においてスモールトークをうまく使いこなす人は「信頼できる人」「感じがいい人」「話しやすい人」と良い印象を与えやすい。
スモールトークはビジネスにおいていわば前菜のようなものであり、メインにあたる本題に入る前に相手との信頼関係を構築するための大事な一歩と言える。
調査は同社が運営する「実践ビジネス英語講座~Practical English for Global Leaders~」のプログラム受講生やメルマガ会員約300人を対象に実施され、回答者の半数以上がTOEIC700点~990点台のビジネス英語における中・上級者である。
半数が英語の失敗経験あり
株式会社ビジネス・ブレークスルーが実施した調査では、回答者の4割以上が現在英語で雑談を行う機会があると答えた。
また、残りの内2割は今は機会がないがそのうち必要となると答えており、ビジネスの場における英語コミュニケーションの重要性の高さがうかがえた。
しかし、スモールトークをする上で「失敗した」という経験を持つ人は50%に上り、「無言になってしまった。」「言いたい言葉が出てこなかった」「日本の冗談が通じなかった。」「とっさに出た言葉が命令口調だったようで恥ずかしい思いをした」「そもそも相手が何を言ってるのかわからない」といった体験談が多く寄せられた。
この調査結果から、ビジネス英語の中・上級レベルにいる集団であっても、スモールトークにおける失敗経験は多く、日本人のスモールトーク「英語雑談力」に関する学習意識の低さや機会のなさが浮き彫りとなった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ビジネス・ブレークスループレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/191033