話を聴くプロが実施
一般社団法人全国心理業連合会は12月11日、同会が2019年11月28日より実施していたSNSでの引きこもり相談の受付期間を延長決定したことを発表した。
同会の引きこもり相談は東京都より「東京都地域自殺対策強化補助事業」に採択されており、東京都内に住む引きこもり状態にある本人もしくはその家族を対象としている。
もともとは2週間の試行事業として予定されており、発表と同日の12月11日までであったが、引きこもりで悩む人からの多くの問い合わせがあり、同会の自主事業として1ヶ月間の延長を決定。2020年1月10日まで引きこもりで悩む当事者もしくは家族からの声を受け止めて相談に対応していくとのこと。
希望すれば電話相談も可能
一般社団法人全国心理業連合会では、引きこもりは特別なことではなく誰にでも起こり得ることとしている。
そのため、ひとりで悩まずに相談することを推奨しており、相談用ツールにSNSを利用することで相談に対するハードルを下げてきた。
気軽に相談してもらえれば現状を把握することが出来、また当事者にとっても引きこもりへの向き合い方を考える一助となるため、自殺リスクを減らすことが出来る。
2019年11月28日から相談受付を開始したLINEアカウント「引きこもり生きづらさココロゴトSNS相談」への友だち登録数は2,000名超えを目前とし、相談者も10代から60代と幅広い。
システムはセキュリティがしっかりと確保されているため安心して相談出来ることはもちろん、希望者には電話相談を行える体制を準備している。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人全国心理業連合会プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000038923.html