患者の家族から見た闘病記
株式会社ぶんか社は1月10日、『家族もうつを甘くみてました #拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生』を発売した。定価は1,100円(税込)。
著者は漫画家であり双極性障害の患者でもあるブリ猫。だ。ブリ猫。は、自身の十数年にわたる闘病記を、登場人物を全員擬猫化した実録コミックエッセイ『うつを甘くみてました #拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生』として発表した。
この前作に続く今回の作品は、タイトルにもあるようにブリ猫。の家族にフォーカスしている。主人公はブリ猫。の父親である。
患者本人だけでなく家族もまた双極性障害を受け入れて生きてく、この作品は患者の家族から見た「もうひとつの闘病体験」なのである。精神疾患患者に対し家族はどう接したらよいのか、同書はそうした状況の参考事例としても読める。
あらすじ
ブリ猫。は二人目の子供を出産し、父は定年間近ながらも精力的に働いていた。公私ともに充実していると思われた一家であったが、ブリ猫。が意識混濁で緊急搬送されたことで事態は一変。父はその時初めて、娘が精神科にかかっていたこと、オーバードーズ(薬の過剰摂取)をしていたことを知る。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ぶんか社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000045783.html書籍情報
https://www.bunkasha.co.jp/book/b493345.html