脳トレ川島教授が伝授
株式会社大和書房は2月22日、脳トレで知られる東北大学加齢医学研究所所長・川島隆太教授による著書『脳の老化を防ぐ速音読ノート』を発売した。定価は1,430円(税込)。
脳の衰えとは?
新しいことを覚えるのが苦手になった、やる気が出ない、怒りっぽくなった、年を取るとこうしたことが起こりうる。その原因はもしかしたら脳の衰えかもしれない。
脳の機能も体と同じく加齢により衰えてくる。衰えを防ぐには、負荷がかかる強度で脳を使う必要があるのだ。
さて脳と一口に言っても、様々な部位があり、それぞれに役割がある。その中で前述の傾向に特に関わっているのが前頭前野である。
前頭前野は新しいことのインプット・アウトプット、自発性、忍耐力、コミュニケーション力をコントロールしている。この前頭前野の機能が衰えてしまえば、生活に支障をきたすこともある。
音読で脳を活性化
脳の衰えを防ぐには、脳を鍛えなければならないわけだが、どうすればよいのか。脳全体を活性化するのは音読がよい、ということが脳機能イメージング研究からわかっている。
そこで同書では、科学的に証明されている「学習療法」をベースにした「音読ドリル」を提案している。
まずは名作・名句を「テンポよく読み」、その後にドリルを「すらすら解く」、所要時間は1日10分ほど。たったこれだけで記憶力・感情抑制力・やる気などの向上が期待できる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社大和書房 プレスリリース
https://prtimes.jp/000000113.000033602.html