離職意向と価値観の調査
7月26日(火)、株式会社ラーニングエージェンシー(以下、ラーニングエージェンシー)と、その研究機関であるラーニングイノベーション総合研究所は、働くことに関する価値観の調査「新入社員意識調査」を実施し、その結果を発表した。
ラーニングエージェンシーは、ビジネススキル学習アプリ「Mobile Knowledge」やビジネススキル診断テスト 「Biz SCORE Basic」などの開発や提供に力を注いでいる企業だ。
今回の調査から、同じ会社で働き続けたいと考えている人たちの多くが、働き続ける条件に「職場の人間関係」や「安定」を求める傾向にあることが判明した。
離職意向ありは給与を重視
「新入社員意識調査」は2022年3月31日(木)~5月13日(金)の期間に、2022年入社の新入社員4,659人を対象に行われた。
また今回の調査では、「できる限り今の会社で働き続けたい」人たちを「離職意向なし組」、「将来的に離職し、独立したい」などの考えがある人たちを「離職意向あり組」と分類している。
離職意向なし組と離職意向あり組で回答に差が見られたのは、働き続ける会社の条件を尋ねた質問だ。
離職意向なし組は「職場の人間関係が良い」がトップだったのに対し、離職意向あり組は「高い給与・賞与がもらえる」が第1位の回答だった。
一方、「今後どのような仕事をしていきたいか」という質問に対しては離職の意向に関係なく、「楽しくてやりがいのある仕事」が最も多くの回答を寄せられる結果となった。
(画像はプレスリリースより)

Z世代新入社員、離職意向の有無で意識の差が明らかに
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000005749.html