夏休み明けの時期
クラシエ薬品株式会社は8月30日、「9月病」をテーマに調査を行ったこと、またその結果を発表した。
「9月病」とは、夏休みが明けて仕事や学校が始まる9月前後の時期に心や身体の調子を崩し仕事や学業にうまく復帰できないことを指す。
同社が2022年8月に実施した調査では、回答者のじつに4割が9月ごろに実際に不調を感じたことがあると回答。「9月病」という言葉の認知度に反して、若い世代を中心に「9月病」の症状を感じたことがある人が多く居るという結果となった。
この時期は夏の暑さから徐々に気温も下がることで、急激な温度変化が影響して疲れやすく眠れない、朝起きられないという睡眠に関連した不調を感じる人が少なくない。
また、身体だけでなくやる気の欠如やうつうつとした気分の落ち込みなどメンタル面の不調を感じる人も多い。
漢方薬もおすすめ
クラシエ薬品株式会社は漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売している。同社は夏に行った「9月病」に関する調査をもとに漢方視点で「9月病」に対するアドバイスを行っている。
「9月病」の予防には、「睡眠習慣を整えること」と「適度な運動をすること」が重要であり、意識的に生活習慣を整えることが重要としている。
そのうえで「9月病」の兆候を感じたら、早い段階で漢方薬を使用するのもいいとしている。
例えば、同社が販売している「加味帰脾湯(かみきひとう)」は、身体の栄養状態を高めることで眠りが浅い不眠を改善してくれる。特に、よく夢を見る人や夜中に目が覚めやすい人、倦怠感があり精神的にも落ち込みやすい人におすすめである。
また、「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」は病院で検査をしても、特に身体に異常は見つからない人におすすめの漢方である。のどの異物感に悩む人や身体を動かす機会が少なく、ストレスをためがちな人にぴったりで、身体の中のバランスを整える効果がある。
同社はこのように、漢方を通じて日本に暮らす人々が自らの健康を総合的に見つめ、理想とする健康的な暮らしをつくることをサポートしていきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

クラシエ薬品株式会社プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000072329.html