半数が抑うつ状態
ベビカム株式会社は10月15日、株式会社Countelとともにママ・パパに向けた調査を行ったこと、またその結果を発表した。
調査は2022年7月から8月にかけて同社が運営する妊娠・育児サイト「ベビカム」上で実施。妊娠中・育児中の保護者195名から回答を得た。
結果、子育て中のママ・パパのうち約半数が抑うつ的な状態となっていることが明らかになった。
同社では今回の調査は医療現場でも産後うつのスクリーニングで用いられる「エディンバラ産後うつ病質問票」を活用しているが、医師の監修のもと行われたものではないため実際に産後うつである人の人数よりも上回っている可能性があるとしている。
しかしそれを加味した場合でも回答者の約半数が基準値を上回ったという結果から、産後うつは医療現場のみの希少ケースではなくごく一般の家庭でも起こりうる由々しき懸念事項であるといえる。
またこのことから一般の家庭でママ・パパが感じているストレスは、うつ病と診断されかねないほど重大である可能性が判明した。
ストレスのない子育てに
ベビカム株式会社が実施した調査から産後うつという疾患は希少ではなく、ごくありふれた問題であるということが示唆された。
同社では1998年より育児コミュニティメディアとして、子育て家族の不安や悩みを理解し、それらを解決して楽しみと笑顔を増やす活動を行ってきた。
また、株式会社Countelは子育て中のママ・パパ向けオンラインカウンセリングサービス「Countel Baby(カウンテルベイビー)」を通して子育ての悩みやストレスを発散できる場を提供している。
両社はこの結果を広く業界に共有し、ママ・パパたちにとってよりストレスのない子育ての実現に向けて今後も活動を続けると同時に、より踏み込んだ内容を引き続き発表していきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

ベビカム株式会社プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000282.000007518.html