ストレスに弱い人を見つける方法
2014年9月30日、コンコルディア大学(カナダ)の研究者グループはケベック大学(カナダ)の協力を受けて、ストレス対して感受性が最も高い人を判別する新しい方法を発見したことを明らかにしました。
(画像はプレスリリースより)
カナダでも23%以上の人がほとんど毎日、ストレスあるいは強いストレスを感じているとの報告があります。
慢性的なストレスはこころとからだの健康に対して悪い方向に働きますが、慢性的なストレスを受けてもすべての人が影響を受けるわけではありません。
ある人はうまく対処しますが、その他の人にとって、特に少人数で酷使されるような状況では、慢性的なストレスは人を傷つけてしまいます。
このことから、ストレスにより影響を受けやすい人をあらかじめ見いだすことは、意義のあることです。
この研究成果は2014年9月に「Stress」誌に掲載されています。
心拍数が鍵
72人の大学生を対象に平静時と心配事がある時の心拍数を連続的に計測して、記録しました。
ストレスに弱い人は平静時にも心拍数が変化することが分かりました。これは副交感神経系が亢進していることが分かりました。
平静時は心拍数が安定化することにより、精神的なエネルギーを保護し、補給すると仮定しています。ストレスに弱い人はそのエネルギーを平静時にも浪費していることになります。
研究の応用
この研究成果は心拍数を観察することによって、ストレスに弱い人をあらかじめ特定することができることを示しています。
このような人が特定できた場合には、早めに手を打つことにより、その人たちがうつ病の発病や体の異常を発現するのを予防することができる可能性があります。

コンコルディア大学 プレスリリース
http://www.concordia.ca/cunews/main/stories/2014/09/30/