あるがままに自然に生きる
古代中国の哲学者老子の書いた「老子道徳経」から、現代社会に生きる子どもたちの悩みを考え、解決に導く本、『親子で学べる老子・難問解決 なんでも老子に聞いてみよう~元気に伸び伸びと、楽しく学べます!』が、道家道学院出版局より2018年10月15日に発売された。
老子の教えである「無為自然」という考え方は、一般的にありのままに生きるや、無心となる、自然に身を任せるなどの解釈がされている。同書では、その哲学の基本である「道」TAO(タオ)に沿って生きることで、悩まずに楽しく元気に過ごせると記している。
親子で学べる解説つき
「老子道徳経」は、世界中の人たちから注目されてきた著であるが、解釈が非常に難しい。そこで同書は、誰にでもわかりやすいように書き直し、楽しく学べるようになっている。また、家族で共有できるよう解説をくわえており、子どもから大人まで楽しめる1冊である。
人間関係や嫌なことで悩んでいる方は、今の自分の考え方とは違う考え方を参考にして、問題解決に近づいてみてはいかがだろうか。難しい哲学の本が苦手な方でも、子ども向けに分かりやすく書き直されているので、手に取りやすい1冊である。
(画像はプレスリリースより)

道家〈道〉学院 TAOACADEMY
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