「脳トレ」の川島隆太教授らが研究
東北大学は13日、学際科学フロンティア研究所の野内類助教と加齢医学研究所の川島隆太教授が中心となって行われた研究について発表した。
研究グループは、タブレットPCを用いた処理速度トレーニングゲームを開発し、高齢者に対し効果検証を行った。その結果、4週間のトレーニングゲーム実施によって、認知機能(記憶力や処理速度、抑制機能など)が向上し、抑うつ気分が低下した。
研究方法
72名の健康な高齢者を、処理速度トレーニングゲームを行う「処理速度群」と、知識クイズゲームを行う「クイズ群」に分けて、無作為比較対照試験を実施した。
両群とも4週間(週5回以上1日15分)、タブレットPCを用いたゲームトレーニング介入を行った。トレーニング介入前後には、認知機能検査や心理アンケートを実施した。
抑うつ気分が低減
介入後の得点から介入前の得点を引いて求める向上値によって、両群のトレーニング効果を調べた。なお、向上量は平均が100点になるように標準化されている。
すると処理速度群がクイズ群よりも、処理速度と抑制機能が向上し、抑うつ気分が低減していることがわかった。
(画像はプレスリリースより)

東北大学 プレスリリース
http://www.nikkei.com/東北大学 プレスリリース(PDF)
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0433241_01.pdf