東北大学が発表
東北大学は6月28日、同大学大学院歯科研究科・松山祐輔歯科医師が、自分の歯を多く保っている高齢者は健康で長生きであることを明らかにしたと発表した。
研究によると、歯が多い高齢者は歯が0本の人に比べ、寿命・健康寿命が長く、要介護期間が短いことが判明したという。
これにより、歯の健康を保つことは、健康寿命を延ばし、要介護期間を短縮する可能性が示された。
研究の背景・方法
先行研究によって、歯が多いと死亡率が低く、要介護になりにくいことがわかっている。しかし歯が多いことと要介護期間との関連を明らかにした研究はなかった。
そこで今回の研究では、全国24の自治体の要介護認定されていない高齢者の追跡データを分析。要介護になる前の歯の本数と、寿命・健康寿命・要介護期間の関連を調べた。
85歳以上で最も大きな差
歯が多いほど、寿命・健康寿命が長く、要介護期間が短い。その差は85歳以上で最も大きく現れた。
歯が20本以上ある人は、0本の人と比較して、健康寿命が男性で+92日、女性で+70日であった。寿命も男性で+57日、女性で+15日、要介護期間も男性で-35日、女性で-55日となっている。
(画像はプレスリリースより)

東北大学 プレスリリース
https://www.tohoku.ac.jp/