重度歯周病に有効な治療法
東北大学は、ラジカル殺菌歯周病治療器の臨床的有効性を医師主導治験で実証したと10月25日に発表した。また、新規医療機器として承認申請を行い、早期の臨床導入を目指す事を述べている。研究成果は「Scientific Reports」に掲載されている。
歯周病症状が重度の時、歯周ポケットが深くなり治療器具が患部まで十分に届か無い。その為、従来は抗生物質を歯周ポケットに局所投与する方法が併用されていた。
しかし、抗生剤の局所投与は、抗生剤を歯周ポケット内に長期留置させる事が困難である為、繰り返しの治療が必要であった。
従来治療よりポケットを浅くし負担減
そこで東北大学は、消毒薬として用いられる3%過酸化水素に対して青色の光を照射する事で発生するラジカルを応用した殺菌法を考案した。従来方法での治療と、ラジカル殺菌歯周病治療器を使用した臨床的な治験は2015年から2016年にかけて行われた。
その結果、ラジカル殺菌歯周病治療器を用いた歯周病治療は、従来の治療法よりも歯周病菌を減少させて歯周ポケットを浅くする効果に優れる事が実証された。
(画像はプレスリリースより)

東北大 プレスリリース
https://www.tohoku.ac.jp/