ホモシステインの成分がうつ病と深く関連
アメリカのうつ病治療機関であるエンリートは、7月29日、体内にあるホモシステインという成分の保有量がうつ病と深く関連があると発表した。
ホモシステインはメチオニン代謝の中間代謝物として生成されるアミノ酸である。
ホモシステイン、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素が影響
実験では、ホモシステインの量毎に分けて、うつの状態を観察した。結果として、ホモシステインの量を減らしたグループは、うつの症状が減少した。
また、うつの患者に共通してある要素として、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素がある。細胞質に存在する酸化還元酵素の1つで、遺伝子に組み込まれているもの。
約90%のうつ病患者に、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素が見られ、ビタミンBの代謝に問題が出ることでセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの生産に問題が生じることが判明した。
約7割のうつ病患者は抗うつ剤を用いた治療ができない状態
ニュースリリースによると、全人口の約25%の人はうつの症状あると言われている。
うつ病患者の約30%のみが、抗うつ剤等を用いた治療により改善することができるが、70%は副作用のため、抗うつ剤を使用できない状態だ。
今回の発見は、抗うつ剤に変わる新たな治療法への糸口になる。
(画像はエンリートのサイトより)

エンリート
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