明治大学、神奈川歯科大学の研究グループが開発
明治大学理工学部の小野弓絵准教授、神奈川歯科大学大学院歯学研究科の玉置勝司教授・宗像源博講師を中心とする研究グループは6月13日、患者の脳活動から噛み合わせの違和感を可視化する手法を開発したと発表した。
ここで言う患者とは、噛み合わせに医学的な問題がないにもかかわらず、ストレスなどが原因で噛み合わせの違和感を訴える人のことである。「咬合違和感症候群」(以下、ODS)とも言われている。
ODSは、歯科治療では症状が改善しないばかりか、悪化することさえある。症状の改善には、原因となるストレスの解消が必要なのだ。
これまでODSを定量的に診断する方法がなかっために、無用な歯科治療が行われ、医療トラブルに発展することもあった。しかし今回、その手法が遂に開発されたのである。
噛み合わせる際の強い注意に着目
研究グループは、ODS患者が噛み合わせの際に強い注意を引き起こしていることに着目した。
そこで噛み合わせた際の脳活動を、近赤外線を用いて測定したところ、ODS患者と非ODS患者では大きな違いが現れた。これを元に識別器を作成したところ、92.9%の正確さでODS患者を識別した。
(画像はプレスリリースより)

明治大学 プレスリリース
http://www.meiji.ac.jp/koho/press/