国際提案のための歯科用磁性アタッチメントの国際規格発行
平成28年7月20日、永久磁石に寄った入れ歯維持安定装置について、国際提案を行うための規格を発行したと経済産業省が発表した。
高齢化社会を背景とする利用者増加の見込みを踏まえて
現在、多くの先進国では高齢化社会となっており、それに伴いインプラントや入れ歯等を必要とするものが増加している。しかしこれらは、両者ともに多様な理由から利用者のQOLを低下させてしまうものだ。
一方、永久磁石によるアタッチメントが採用されたそれは着脱の簡便性が、従来品よりも向上されていることから利用者のQOL向上を図ることができる。また、これらを理由に欧米等における急速な市場拡大が見込まれているのだ。
以上を踏まえ今回、マグネットによる義歯の維持安定装置に関する国際規格を定めることで、世界でトップクラスの日本製のそれを客観的に世界へ向け提示しようというのである。
強制法規への引用後JISでの国内普及を目指す
このたび発行された国際規格は、維持力の測定方法に関する規定の不十分さから各社間における製品比較を、明確にできなかった国際提案を改正させたものだ。これにより、インターラボラトリーテストの実施等を通じより再現性の高い、維持力測定方法の実現を図ったのである。
今後はこれを、世界的に影響力のあるISO/TC106の強制法規への導入及びJIS規格の策定と、それによる国内での普及を目指していく。
(画像はプレスリリースより)

「歯科用磁性アタッチメント」の国際規格が発行されました~日本発の国際標準を発行後、JIS制定へ~
http://www.meti.go.jp/press/2016/07/20160720004/20160720004.html