精神疾患の早期予防に
NKメディコ株式会社は、株式会社RESVOと精神疾患発症危険状態(ARMS)の診断用バイオマーカーに関する特許について特許実施許諾契約を締結し、メンタルストレスを定量化する尿検査サービスの開発を開始したことを発表した。
現在日本では精神疾患を抱える人が増加しており、2017年の厚生労働省の調査では400万人以上を超えていた。精神疾患のほとんどは発症原因が明らかになっておらず、症状なども様々。初期症状が目立たないことも多く、自分も周囲も精神疾患であることに気付かないことが多い。
しかし、精神疾患の多くはARMS(At Risk Mental State)という精神疾患発症危険状態を経て発症すると考えられており、この段階を早期発見し適切な対処をすることで重症化防ぐ可能性があるという。これを実現するのが「メンタルストレスを定量化する尿検査サービス」だ。
客観的にストレスを評価
現在メンタルヘルスの重要性は高まってきている。自己申告による主観的な評価以外に、客観的にメンタルストレスを評価できるバイオマーカーは、これからの精神疾患の予防に大きく貢献することとなるだろう。
(画像はNKメディコ株式会社ホームページより)

NKメディコ株式会社ニュースリリース
https://www.nk-m.co.jp/info/2193/NKメディコ株式会社プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000072604.html