転職理由トップ10
パーソルキャリア株式会社が展開する転職サービス「doda(デューダ)」は、緊急事態宣言前後の転職理由を調査し、「転職理由トップ10」として3月22日に発表した。調査対象は2020年の緊急事態宣言前後に転職したビジネスパーソン600名。
人間関係などが転職理由に
緊急事態宣言前(2020年1月~3月)の転職理由は、第1位「社内の雰囲気が悪い」(12.5%)や第4位「人間関係が悪い/うまくいかない」(5.9%)、第9位「尊敬できる人がいない」(3.8%)など人間関係にまつわるものが目立つ。
また第4位の「ハラスメントがあった(セクハラ・パワハラ・マタハラなど)」(5.9%)、同率第7位の「個人の成果で評価されない」「雇用形態を変えたい」(4.5%)など、働く環境に関する理由も多く寄せられた。
昇給・スキルアップが理由に
緊急事態宣言後(2020年4月~8月)の転職理由は、第1位「給与が低い・昇給が見込めない」(9.7%)、第2位「スキルアップがしたい」(8.0%)、第7位「他にやりたい仕事がある」(5.2%)がランクイン。転職理由が将来を見据えた個人的な目標にシフトしていることがわかる。
また同率第3位「業界・会社の先行きが不安」「倒産/リストラ/契約期間の満了(会社都合での雇用終了)」(7.3%)がランクインしていることから、コロナによる業界や会社への影響がうかがい知れる。
なお、宣言前の転職理由第1位であった「社内の雰囲気が悪い」は圏外(第12位、3.1%)だった。
(画像はプレスリリースより)

パーソルキャリア株式会社 プレスリリース
https://www.persol-career.co.jp/調査結果詳細
https://doda.jp/guide/ranking/095.html