地方行政や学校に向けて
株式会社KENZANは7月15日、地方行政と学校等を対象としたインターネット依存症・ゲーム依存症の予防啓発のサービスをリリースしたことを発表した。
同社は2019年よりインターネット依存症やゲーム依存症に専門特化した予防と回復支援のカウンセリングサービス「MIRA-i(ミライ)」を運営しており、主に青少年を対象として活動を行っている。
新たなサービスは「MIRA-i」のウェブサイトをリニューアルする形で開始し、「顧問アドバイザー・監修」「講演会講師サービス」「出張授業・イベントサービス」の大きく3つのサービスを地方行政や学校に向けて提供する。このサービスは日本ではじめての試みとなる。
増加する相談件数を背景に
株式会社KENZANはこれまで、10代の子どもが依存症に苦しむ家族の相談に対してカウンセリングサービスを実施してきた。
しかし、コロナ禍による休校やステイホームなどの影響もあり、インターネット依存症やゲーム依存症のカウンセリングの相談件数は2020年春以降、約2倍に増加。長引くコロナ禍により、今後さらに増加する可能性を鑑み、根本的な対策として新しいサービスを開始した。
まずはネットやゲームに依存しない仕組みの構築が必須であるという考えをもとに、全国の地方自治体や学校等の教育機関と協力し、予防啓発を行うための3サービスを構築。
そのどれもが専門的知見やこれまでのカウンセリング実践をもとに提供されており、ゲームやスマホの危険性について学びながら健康的に付き合っていく方法を考える機会を提供していきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社KENZANプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000049430.html