SOSサインに気づこう
株式会社主婦の友社は4月30日、『子どものうつがわかる本 早く気づいてしっかり治す』を発売した。定価は1,650円。
子どものうつには特有のサインがある。例えば「お腹が痛い」「食欲がない」「イライラする」「朝起きられない」などだ。まずはこのサインに気がつくことが重要である。
正しい情報を紹介
子どもがうつになったら、早く気づいて適切な対応を行う必要がある。見過ごしてしまうと症状が重くなり、自殺やひきこもりなどにつながる恐れもある。
子どものうつの悪化を防ぐには、まずは正しい情報を知ることが大切だ。例えば「親が子どもを強く励ましたり叱ったりすると回復が遅れやすい」、「子どものうつの治療には薬物療法を避けるべき」といったことなどである。同書ではこうした正しい情報を紹介している。
認知行動療法が適する
子どものうつには、「認知行動療法」が適している。「認知行動療法」とは「認知療法」と「行動療法」を合わせたもので、患者がカウンセラーと心理面談を行い症状の回復を目指す心理療法だ。
「認知療法」は、「自分はダメだ」といったネガティブな「心のクセ」を、「ダメとは限らない」とポジティブに変えていくもの。一方、行動療法は「いつもより10分早く起きる」など、毎日の行動を変えていくものだ。
同書では認知行動療法がどのように行われているのか、回復した子供たちの実例などを紹介する。
(画像はプレスリリースより)

株式会社主婦の友社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001210.000002372.html