テレワークの増加に伴い
ライオン株式会社は5月25日、外出自粛下における目の疲れや不調に関する実態調査をしたこと、またその結果を発表した。
日本では新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い多くの場所で外出自粛が実施された。同社は自粛期間中の2020年5月8日から11日にかけて、20~60代の男女計300名を対象に調査を実施。
その結果、外出自粛で3人に2人が目の疲れを実感していること、また目以外にもストレスや不眠など心身への影響を訴える人が多数見受けられた。
これにより、単純なひきこもり生活のストレスだけでなく、今回の自粛で増加したテレワーク作業や新たな生活スタイルの変化が目を酷使し、疲れや不調を招いている実態が浮き彫りとなった。
ケアへの意識は不足気味
ライオン株式会社が実施した調査では、外出自粛をうけて目を酷使する人が増え、結果、目の疲れを感じる人の割合が大きく上がっていることが判明した。
しかし、目に不調を感じている人にケアの有無について問うと、約半数が目のケアを「特に何もしていない」と答える結果となった。
これは運動不足や体重管理、ストレスに対するケアを行っているという人の割合に比べて大きく下回っており、目のケアに対する人々の意識はあまり高くなく、おろそかになりがちな実態が明らかとなった。
目の疲れの影響は目だけに限らず、頭痛や肩こり、自律神経の乱れ、そして何よりうつや不安障がいにつながることもある。同社ではこの結果を踏まえ、まずはホームケアでも良いので、しっかりと目をケアすることを意識してほしいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

ライオン株式会社プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/213544