「宣言後仕事なし」9%増
株式会社リンクアンドコミュニケーションは、緊急事態宣言前後の働き方やメンタルの変化などについて調査を行い、6月2日に結果を発表した。
コロナウィルス流行前、仕事ありの人は5,356人(85%)、仕事なしの人は946人(15%)だった。しかし緊急事態宣言後、「仕事あり」は4776人(76%、9ポイント減)、「仕事なし」は1526人(24%、9ポイント増)となった。
「仕事なし」はより不安
調査の結果、全体の44.7%が「メンタルに不安を感じている」と回答した。働き方別に見ると、「フルタイム」では42.7%、「パート」では46.3%、「仕事なし」では48.9%となった。仕事のない人の約5割が、メンタルに不安を感じているのである。
続いて、労働時間とメンタル不安の関係を調べたところ、「緊急事態宣言後に仕事をしていない人」と「緊急事態宣言後に労働時間が増えた人」は、全体(44.7%)よりもメンタルに不安を感じている割合が高かった。
逆に、メンタルに不安を感じている割合が全体(44.7%)よりも少なかったのは、「緊急事態宣言前後で労働時間が変わらない人」であった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社リンクアンドコミュニケーション プレスリリース
https://www.linkncom.co.jp/news/press/339/