子どもの不調に注意
株式会社主婦の友社は7月27日『子どもにいいこと大全』を発売した。
新型コロナウイルスのため、休校・休園という今までに経験したことのない状況を経験し、「朝スッキリ起きられない」「集中力がない」「イライラ、グズグズが増えた」「夜、なかなか寝つけない」などの症状を訴える子どもたちもいるようだ。
それは、長期間の休み、しかも外で遊べない出かけられないなどの特殊な環境で生活リズムが乱れたことによる、自律神経の乱れから起こっているかもしれない。子どもたちの体調不安に家庭でできる対策が必要と、主婦の友社は同書を出版した。
自律神経不調を診断!
不調の原因が自律神経の乱れによるものかの、10の項目からなるチェックリストで自己診断でき、3つ以上当てはまる場合は、自律神経の働きが弱まっている可能性があるようだ。
自律神経は交感神経と副交感神経の両極端な神経のそれぞれの作用により、内臓の働き、幸せや愛情を感じる脳ホルモンの分泌を司っている。過度なストレスや生活リズムの乱れにより、2つの神経のバランスが崩れ、自律神経の働きがうまくいかなくなることがあるのだ。
そのことが精神的な不調に留まらず、食欲減退や疲れなどの身体面での不調も引き起こすことになっていき、厄介な事態になるのだ。
自律神経を整える習慣
同書には、専門家の力を借りなくても、家庭で実践できる簡単な自律神経にいい習慣の実例が挙げられている。
基本の生活習慣、睡眠、食、運動などカテゴリー別に書かれているため、取り組みやすいものから実行してみるといいだろう。
いくつか例を挙げると、起床後は窓を開けて朝日を浴びる、朝起きたらまず白湯を飲む、朝5分のストレッチなどがある。
白湯を飲んだり、ストレッチをしたりは、家族で一緒に取り組み、朝の習慣にしていくこともできそうだ。親子兄弟でスキンシップをとり、遊びながら楽しくストレッチすることで、精神的にも落ち着き、大人も子どもも一日を元気に過ごせるのではないだろうか。
(画像はプレスリリースより)

子どもの自律神経が危ない! チェックテストつき。コロナ休校・休園で乱れた生活習慣を改善する62の方法を掲載した一冊
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001301.000002372.html主婦の友社 『子どもにいいこと大全』
https://www.amazon.co.jp/dp/4074442345