東北ではじめてのサービス
東北福祉大学は8月7日、東北ではじめてオンライン特化のカウンセリングサービス「VCPカウンセリングオフィス」を提供開始したことを発表した。
「VCPカウンセリングオフィス」は同大学の助教授平泉拓が主宰する心の健康相談。
現在、日本では新型コロナウイルス感染症の流行が長期化しており、それによる社会的経済的な影響が広がっている。
また、それに伴って人々の心の健康が損なわれることが予測されており、「VCPカウンセリングオフィス」は仙台を拠点として東北地方をはじめ、全国のどこからでも心の健康について相談することが出来る場所として開設された。
だれもが適切な療法を
「VCPカウンセリングオフィス」はビデオ会議ツールを用いることで遠隔でのカウンセリングと、関係者に対する遠隔心理療法の指導や助言といったコンサルティングを提供している。
これにより、うつや人間関係の問題、悩みなどさまざまな心理的問題に関する療法を静かで落ち着いた自宅等から利用することや、専門家に向けたオンラインカウンセリングのコンサルティングをわかりやすく安心・安全につたえていくことが可能。
また、研究協力の一環として1年間の利用動向を分析することなどを条件に、低価格でサービスを提供。
今後は心の健康に危機が生じた際に地域差などに関わらずだれもが安心・安全にカウンセリングを受けられる社会づくりを目指していくとのこと。
(画像はプレスリリースより)

東北福祉大学プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/218236