デジタル時差ボケの現状
株式会社インターメスティックは、新型コロナウイルスの影響を受け、テレワークや休校の増加に伴い、デジタルデバイスへの接触時間が増加した現状を受け、睡眠への悪影響の実態を探るべく、20代の有職男女500名を対象に調査を実施した。
特にブルーライトは、体内時計の乱れによる身体の昼夜逆転状態「デジタル時差ボケ」を引き起こす。調査の結果、寝る前にベッドでのスマホ使用時間について、30~40分未満と回答した人が27.9%と最も多く、次いで60~90分未満と回答した人が25.3%であった。平均47.5分もブルーライトを浴びている現状だ。
デジタル時差ボケの原因
現代は、日々の生活にネットが当たり前に存在するため、四六時中画面の光を浴びる。さらに、夜中でもブルーライトを浴び続けると、メラトニン分泌のバランスを崩すことが危惧される。
メラトニン分泌のバランスが崩れると、寝苦しさや、夜中によく目が覚める、寝ても疲れが取れないと感じるなど、睡眠に関して何らかの問題を抱えがちであることも明らかだ。このような睡眠障害が起こると、気分が沈みがちになりうつ状態に陥る可能性が高い。
デジタル時差ボケチェックシートによる諸症状
下記は、眼科医林田康隆先生監修による「デジタル時差ボケチェックシート」である。10個のうち6個当てはまる場合は要注意。
・日中、眠いと感じることが多々ある。
・目の痛みや疲れ、乾きなどのトラブルを感じやすい。
・合計すると1日8時間以上、テレビやPC、スマホなど電子機器の画面を見ている。
・PC、スマホなどの電子機器は90分以上連続で使用していることが多い。
・本や漫画、雑誌を読む際は、電子書籍を利用することが多い。
・寝る前はたいていベッドでスマホを見る。
・朝起きるときに朝日を浴びる習慣がない。
・首や肩が痛いと感じたり、凝ったりすることが多い。
・通勤や通学の移動時間など、隙間時間はスマホを見たり、ゲームをしたりが大半だ。
・毎日適度な運動をする習慣がない。
デジタル時差ボケは、テレワークなどのオンライン化が進んだウィズコロナ時代ならではの新たな症状と言っても過言ではない。今やネットは、生活の中で切り離せない存在だからこそ、ブルーライトを浴びる時間をコントロールし、質の良い睡眠と健康状態を築いていく必要がある。
(画像はプレスリリースより)

株式会社インターメスティック プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000328.000002864.html