新入社員の意識調査
株式会社マイナビは、総合転職情報サイト『マイナビ転職』において、「2020年新入社員の意識調査」を行い、9月25日に結果を発表した。調査対象は、2020年入社の新入社員男女800名。
今の会社で何年働く?
今の会社で何年働くつもりなのかを聞いたところ、「3年以内」が28.0%、「10年以内」が50.3%、「定年まで」が17.9%だった。一方、会社のコロナ対応に不満を抱いている新入社員は、50.8%が「3年以内」と答えた。
在宅勤務の日数
在宅勤務の日数を聞いたところ、緊急事態宣言解除前では「すべて在宅勤務」が33.8%、「週1日~4日」が22.8%だった。2020年7月には、「すべて在宅勤務」が7.3%、「週1日~4日」が14.9%と低下している。
人間関係の不安・悩み
会社での人間関係について不安や悩みを聞き、テレワーク利用者と非利用者で比較した。すると「会う機会が少なく、ほかの社員の人となりが分からないため、コミュニケーションがしにくい」という回答で、テレワーク利用者が17.5%、非利用者が5.8%と差が出た。
同じく「つきあい・交流が少ない」という回答では、テレワーク利用者が20.1%、非利用者は10.3%となっている。テレワーク利用者は非利用者と比較して、人間関係の希薄さからくる不安や悩みを持つ傾向が強いと言える。
会社や上司・先輩にやってもらってよかったこと、やってもらいたいことについて聞いたところ、最多の回答は「話しかけてもらえる・雑談してくれる」(62.5%)だった。新入社員はコミュニケーションの機会を望んでいるようだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社マイナビ プレスリリース
https://www.mynavi.jp/news/2020/09/post_24593.html