第3期湘南会議発足
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)は10月6日、ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門の日本法人であるヤンセンファーマ株式会社(ヤンセン社)をスポンサーとして、8社が参画する「周産期うつ病」をテーマとした第3期湘南会議を発足したと発表した。
8社とは、あすか製薬株式会社、アフラック生命保険株式会社、株式会社エムティーアイ、グンゼ株式会社、株式会社ジーンクエスト、田辺三菱製薬株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社Hyper Cubeのこと。
湘南アイパークは、2018年4月設立の製薬企業発サイエンスパークで、多種の業種や産官学の共同作業によりヘルスイノベーションを加速する。2020年8月現在、約100社、計2,000人以上の企業・団体が参加している。
「周産期うつ病」の解決策を共創
「湘南会議」は、湘南アイパークがまとめ役となり、神奈川県、藤沢市、鎌倉市の支援を得て2018年に設立された「未病のビジネス化を目指した民間企業が共創するコンソーシアム」である。
第3期では、社会課題となっている「周産期うつ病」について、単独スポンサーのヤンセン社と参画企業8社が解決策の共創を目指すとのこと。
「周産期うつ病」は、母親が出産後1年間に多く罹患する疾患で、気分が沈む、無気力、喜びを感じにくい、疲れやすい、不安が強い、睡眠障害等の症状が特徴である。日本においては、周産期の母親の死因第1位が「周産期うつ病」による自殺と推定されている。
(画像は湘南ヘルスイノベーションパークのHPより)

湘南ヘルスイノベーションパークのプレスリリース
https://www.shonan-health-innovation-park.com/