「みんなねっとライブラリー」を創刊
株式会社ペンコムは12月14日、公益社団法人全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)監修による、統合失調症・双極性障害・うつ病などの当事者の声と研究者の解説で心の病をわかりやすく伝える一般書「みんなねっとライブラリー」を創刊したと報道発表した。
当事者等生の声と研究者の解説で構成
2004年厚生労働省の「心のバリアフリー宣言」では、生涯を通じて5人に1人は精神疾患にかかると言われている。統合失調症、双極性障害、うつ病などの心の病は、今や身近な病になっている。
ペンコムが創刊した「みんなねっとライブラリー」は、体験談と座談会により心の病の当事者・親・兄弟・配偶者等の生の声、および研究者の解説で構成されている。
どのような困難があり、どのように乗り越えたか、どのようなことが役立ったかなどの体験、今後必要な支援など具体的に正しい情報と共にわかりやすく伝える。
これまでに発刊した書籍は、日本福祉大学教授青木聖久著『追体験 霧晴れる時』(家族編)、埼玉県立大学保健医療福祉学部横山恵子・大阪大学大学院医学系准教授蔭山正子・こどもぴあ編著『静かなる変革者たち』(こども編)、蔭山正子編著『心病む夫と生きていく方法』(妻編)の3冊である。
今後、『きょうだい編』『家族編2』『親亡きあと編』などを出版する予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ペンコムのプレスリリース
https://pencom.co.jp/archives/12623