有期雇用者の離職の実態
ディップ株式会社は、有期雇用者(契約社員・派遣社員・アルバイト)の離職の実態を明らかにするために調査を実施、1月7日に結果を発表した。調査対象は全国の18歳~69歳の男女2,800名。調査期間は2020年11月25日~12月1日。
「離職を考えた」約7割
現在就業している仕事について、離職したいと思ったことがあるかを聞いた。すると「現在、離職を考えている」が30.0%、「離職を考えて、転職活動も行ったが、離職しなかった」が23.7%、「離職を考えたが、転職活動は行わず、離職しなかった」が27.8%という結果になった。
離職を考えた時期については、「入社半年未満」が38.1%、「1カ月未満」が16.7%だった。早期傾向であることが見て取れる。
「相談する・しない」半々
離職を考えている理由を尋ねたところ、トップ3は「上司・同僚などの職場の人間関係が良好ではなかったから」(38.9%)、「仕事内容・業務量のわりには不十分な給与だったから」(33.9%)、「評価・昇給が妥当ではなかったから」(30.1%)だった。
離職を考えた時に誰かに相談したかについて、「誰かしらに相談している」が51.4%、「相談している相手はいない」が48.6%とほぼ半々という結果に。なお上司や同僚など「職場関係者」に相談するという人は20.0%だった。
(画像はプレスリリースより)

ディップ株式会社 プレスリリース
https://www.dip-net.co.jp/news/1572ディップ総合研究所
https://www.baitoru.com/dipsouken/有期雇用者2,800人の就業実態調査 有期雇用者に関する離職の実態調査編
https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=459