アルハラに関する調査
ゼネラルリサーチ株式会社は、「アルコールハラスメント(以下、アルハラ)に関する意識調査」を行い、12月26日に結果を発表した。
まず、どのようなことをされたら「アルハラ」と感じるかを聞いた。すると第1位が「お酒の強要」(87.0%)、第2位が「酔って絡むこと」(60.8%)、第3位が「一気飲み・早食い」(54.5%)という結果になった。
無自覚にアルハラ
アルハラを受けたことがある人は18.1%、アルハラまではいかないがお酒を強要されたことがある人は21.6%だった。合計すると、約4割の人がアルハラを受けたことがあるという結果になった。
一方、アルハラをした経験のある人は10.8%に過ぎなかった。アルハラをする人は無自覚の内にアルハラに及んでいるようだ。
上司からの強要は断れない
アルハラが行われる場としては「会社の飲み会」(80.2%)、アルハラに至った経緯としては「酔った勢いでのこと」(68.6%)が最も多い回答となった。
アルハラを受けた時に断れるかを聞いたところ、「はい」が47.2%、「状況によってはわからない」が45.1%、「いいえ」が7.7%となった。
次に、断れない・わからない理由について聞いた。すると第1位は「上司や先輩からの強要は断れない」(60.8%)、第2位は「空気が読めないなど自分の立場を気にして」(49.7%)、第3位は「周囲も飲むため断れない」(29.2%)という結果になった。
職場の人間関係や自身の立場、場の空気などからはっきりと断れないようである。
(画像はプレスリリースより)

ゼネラルリサーチ株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000034834.html