近隣トラブルに関する調査
日本法規情報株式会社は3月1日、「近隣トラブルに関するアンケート調査」について発表した。
調査では、近隣トラブルに遭ったことがあるかを尋ねた。すると「経験がある」が28%、「自分がないが、身の回りで聞いたことはある」が33%、「自他共にない」が39%という結果になった。半数以上が、自分もしくは周囲の人が近隣トラブルに遭ったことがあるということになる。
近隣トラブルの内容
経験した近隣トラブルの内容について聞いた。その結果、最も多かった回答は「騒音(子どもの泣き声、ペットの鳴き声などを含む)」(30%)だった。以下、「境界線の問題」(17%)、「ゴミの不法投棄、ポイ捨て」(13%)と続く。
「相談していない」約3割
経験した近隣トラブルについて、誰に相談したかを聞いた。すると最も多かった回答は「誰にも相談しない」(31%)だった。以下、「警察などの公的機関」(17%)、「親・兄弟等」(13%)と続く。
次に、相談しない理由について聞いた。すると最も多かった回答は「余計トラブルになりそうだったので」(49%)だった。以下、「近隣なので、顔を合わせた時に気まずいので」(25%)、「ご近所同士、迷惑をかけるのはお互い様なので」(8%)と続く。更なるトラブル発生や人間関係悪化を恐れて、相談しない人が多いようだ。
「解決していない」約4割
経験した近隣トラブルの解決について聞いた。すると「解決もして、その結果に納得もしている」が33%、「解決はしたが、その結果に不満がある」が29%、「解決していない」が38%となった。約7割の人がトラブルに関して不満を抱いているようである。
(画像はプレスリリースより)

日本法規情報株式会社 プレスリリース
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