「ギャンブル等依存症対策基本計画(案)」意見募集
内閣官房ギャンブル等依存症対策推進本部事務局は3月7日、ギャンブル等依存症対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、「ギャンブル等依存症対策基本計画(案)」について、国民からの意見(パブリックコメント)募集を開始した。
購入限度額システムの導入など各種制限
政府は、2018年10月5日施行のギャンブル等依存症対策基本法(平成30年法律第74号)第12条に基づき、2019年から3年間の「ギャンブル等依存症対策基本計画(案)」を策定した。
主な具体的施策は、公営競技やぱちんこの広告宣伝に関する指針を新たに作成し、普及啓発活動を実施する。
依存症本人や家族の申告による個人認証システム等を活用し、アクセス制限等を行う。
競馬やモーターボートに関しては、2020年にインターネット投票の購入限度額システムを導入する。
ぱちんこについては、依存症本人の同意がなくても、家族申告や顔認証システムを活用した入店制限。
公営競技施設やぱちんこホール内のATMを撤去する。
モーターボートについて、ギャンブル依存症予防回復支援センターへの助成拡充の検討。
また、本人および家族に対する、相談・治療・自助グループなどの民間団体・社会復帰への支援も盛り込まれている。
募集期間は、3月7日(木)~26日(火)まで。
(画像は概要資料より)

内閣官房ギャンブル等依存症対策推進本部事務局の意見募集
https://www.kantei.go.jp/ギャンブル等依存症対策推進基本計画(案)概要資料
https://www.kantei.go.jp/ギャンブル等依存症対策推進基本計画(案)
https://www.kantei.go.jp/