ストレス・板挟み・不安
株式会社JTBコミュニケーションデザインは、「平成の課長調査」を行い、4月12日に結果を発表した。
まず平成時代を課長として過ごした日々を振り返ってもらった。すると第1位は「ストレスが多い」(46.8%)、第2位は「上司と部下の板挟みになる」(37.1%)、第3位は「課長としてこれでいいのかと不安がある」(34.0%)という結果になった。
もはやかつての課長が持ち合わせていた威厳はなく、板挟みに頭を悩ませ、ストレスと不安を抱えつつも仕事をする平成時代の課長の姿がうかがえる。
やる気が高かった時期
各年代の課長に対して、やる気が高かった時期とその理由について聞いた。
30代の課長の時期は「最近の5年間」(34.5%)、理由は「昇進した」(65.2%)が最多だった。40代の課長の時期は「いざなみ景気(2002~2007年)」(30.3%)、理由は「景気や環境の面でハードだったが、仕事はやりがいがあった」「成長できた」(ともに49.6%)が最も多かった。
50代課長の時期は「バブル崩壊期から平成不況期(1991~2001年)」(43.8%)、理由は「景気や環境の面でハードだったが、仕事はやりがいがあった」(48.0%)が最多だった。
やる気が失われた時期
一方、やる気が失われた時期について、各年代で「最近の5年間」がトップだった(30代課長:28.0%、40代課長:34.5%、50代課長:44.8%)。年代が上がるほど割合が高くなっている。
またやる気が失われた理由についても、各年代で「仕事や職場の人間関係がよくなかった」がトップだった(30代課長:37.5%、40代課長:33.3%、50代課長:38.5%)。
(画像はプレスリリースより)

株式会社JTB プレスリリース
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